【カナダでビジネス】:医療健康・歯科 日本人医師のカナダ移民
日本人医師のカナダ移民
日本の医師がカナダで医師として就業するためには、カナダの医師免許を取得しなければなりません。
しかし、カナダの医師免許取得はとても難しいのです。
最低3年以上の時間と労力が必要でしょう。
IELTS 7.0点が必要な上、カナダの医師試験にすべて合格しなければなりません。
加えて、カナダ医師協会から実習の機会を得なければなりません。
しかし、カナダの医師協会から実習の機会をもらえるのはごく僅かで、確率はとても低いのです。
カナダの医師免許なしで、日本人医師がカナダ永住権を取得できる方法は二つです。
ビジネスビザ取得後、連邦Express Entry移民
― 連邦Express Entry移民は、点数制・相対評価制
― 年齢、経歴、学歴、英語の点数、カナダジョブオファーなどによって配点された点数の合計が、cut off 点以上でなければならない
― 総点数約450点を取得すれば、永住権の取得が可能
― 医師がカナダで医療健康ビジネスをしてビジネスビザを取得すれば、ボーナス点200点が取得可能
― ボーナス点200点を取得するため、cut off 点が450点を超過する可能性あり
よって、ビジネスビザ取得後、連邦Express Entry移民としてカナダ永住権を取得していただけます。
― ただし、IELTS 6.0 の英語点数が必需
英語能力が不足している医師の場合、連邦Express Entry移民は適用されません。
そのため、BC州政府のビジネス移民を選択しなければなりません。
BC州政府のビジネス移民の場合、英語点数の比重が低いのです。
BC州政府のビジネス移民
― BC州政府のビジネス移民も、ポイント制・相対評価制
― 資産、投資金額、経歴、ビジネスアイテムなどによって配点された点数の合計が cut off 点以上必要
― 基本資格条件は、資産60万ドル以上+20万ドル以上の投資事業+医師経歴5年以上
― 2年間義務的にビジネスをし、州政府指名の移民として、カナダ永住権の取得が可能
日本人の医師は、一般職種の経歴者とは異なり、就業ではないビジネスを通してのみカナダ移民が可能になります。
日本人医師に適切なビジネスは、医療健康ビジネスです。
(例示)
- Nursing Home:看護サービスを提供する療養施設
- ケアギバーエイジェンシー:入居、もしくは訪問による老人看護サービス
- 痛み緩和マッサージセンター
- 老人デイケア